　『赤華』掲載演目『月芒に嘆くは虚淵』の情報項目および情報となる。
　運用に関しては演目を参照すること。

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【情報項目】

▼この地の状況／【知覚】難易度９
▼巌の獣／【知覚】【社会】難易度９
▼伊駒／【知覚】【縫製】難易度10　

▼▼新たな情報項目：茅／【社会】難易度８

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【情報】
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▼この地の状況／【知覚】難易度９

・共通
　巌の獣から伝播したほつれがあちこちに走り、色のない歪みの植物が発生しつつある。放っておけば村は虚無に呑まれてしまうだろう。

　→歪み表“ほつれ”が発生

・桜花の国のＰＣ
　村を調査していた君は、あるはずのない水音がたびたび聞こえることに聞づいた。田の脇を流れる聞きなれた小川の音ではない。まるで山間を流れる清流のような……。
　妖は狭間の領域を根城とするものも少なくない。巌の獣は、君たちの手が届かず見ることもできない狭間の領域にいるのかもしれない。

　→ＰＣは［巌の獣の住処： 狭間の領域］を入手する

・外から来たＰＣ
　元々この地にあったはずの、川音の国の痕跡は一切見当たらない。桜花の国顕現によって一瞬のうちに喪われた、あるいは押しつぶされたと考えるしかないだろう。
　だが、君は奇妙なことに気づいた。巌の獣の影響で新たに生えたと思しき歪みの植物の形状は、桜花の国の植生ではなく中部平原のものだ（ＰＣ①は、川音の国の川辺に生える植物に酷似しているとわかる）

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▼巌の獣／【知覚】【社会】難易度９

・桜花の国ＰＣ
　巌の獣に襲われた者は皆ひと呑みに喰らわれ、身体の一片も残されてはいない。君たちは亡くなった者を埋葬することすらできないのだ。蜃気楼のように突然現れては消えていく獣が、どこから来るのかはわかっていない。村内や芒ヶ原にはあの巨体がひそめる場所などないのだ。討伐するためには［巌の獣の住処］の場所と［住処へ向かう方法］が必須となるだろう。

・外から来たＰＣ
　村人の証言を集めると、桜花の国が左の地へ出現した後にはじめて訪れた狭間の日から姿を現したようだ。また、怪物の身体を飾っていた装飾品（襲来の際に落としていった欠片）を見ると、この地域にあった国の文化様式のものだ（ＰＣ①は川音の国のものとわかる）。

　→巌の獣に関するふたつの情報が開くと“●シーン９： 変わり果てた土地神”が発生（同じシーン内で続けて描写してもかまわない）

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▼伊駒／【知覚】【縫製】難易度10　

・桜花の国のＰＣ
　君は伊駒の家へと向かった。

　→“●シーン10： 鬼となれば”が発生（同じシーン内で続けて描写すること）

・外から来たＰＣ
　村人の話によれば、伊駒は君たちの正体を疑い、ＰＣ②と共に調査へ当たっている現状を快く思っていないようだ。ある村人は、君たちが村へ来た際の悶着の時に、村に走るほつれが伊駒の叫びに呼応して震えたのを見たという。妻を失った彼の憎悪は苛烈であり、その心に虚無が忍び寄っているのかもしれない……。
　また、伊駒は茅が巌の獣を手引きしているのではないかと疑っているようだ。

　→新たな情報項目“▼▼茅”が発生

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▼▼新たな情報項目：茅／【社会】難易度８

・共通
　ごう、と不吉な風に芒が騒めき、家々の影から染み出すように怨念交じりの声―伊駒の声が聞こえてくる。……御標だ。
“獣を手引きするは妖子（あやかしご）　恨み晴らせよ芒の民　愛し家族の仇を討て”

　→歪み表“人心荒廃”が発生。シーン終了時までに引き受けない場合、茅は暴徒化した村人の手によって死亡する

・桜花の国のＰＣ
　伊駒や御標を受けた村人が茅を疑うのには理由がある。彼女は幼い頃から妖と通じる力を持っているのだ。証拠もあると、ある村人は言う。なぜなら、はじめて巌の獣が現れたあの不可思議な夜に、茅はひとり家の外に出ていたというのだ。
　そういえば、茅はＰＣ③と出会った時、なぜ村を離れて芒ヶ原にひとりでいたのだろうか。行動の真意は本人に問うしかないだろう。

・外から来たＰＣ　
　両親を巌の獣に喰われた茅は、現在親族が面倒を見ている。君が茅の家へ向かうと、少女の叔母が現れた。
「帰っとくれ。親を喰われてあんな標にまで示されちまうなんざ……あの子が何をしたんだね。何があろうとあたしが守ったらんとね」
　叔母はうっすらと髪色を喪いつつ、それでも茅を害するすべてから護らんと立ちふさがる。余所者の君が叔母を説得することは難しい。茅へ会うには、この国のＰＣの協力を得て出直す必要がありそうだ……。

　→茅に関するふたつの情報が開いたのち、茅へ会いに行くと、●シーン11：“少女の見る妖”が発生（同じシーン内で続けて描写してもかまわない）

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